19世紀のデザインを日本の職人が再現! 憧れの銅ケトル「グランマーコッパーケトル」|d.STORE

キャンプで必ず必要とまではいかないが、あると便利なツールのひとつがケトルだ。焚き火やストーブとの相性は抜群で、お湯を沸かすという機能以上に、キャンパーの気持ちを盛り上げてくれるアイテムといえるだろう。今回は、そんなケトルの中でも全キャンパーの憧れの逸品といわれるグランマーコッパーケトルを紹介したい。

その特徴はなんといっても古き良き19世紀のケトルのデザインを日本の職人が忠実に再現している点にある。取り扱いメーカーであるファイヤーサイドの社長の祖母からもらった歴史と愛情の詰まったデザインを、日本の物づくりクオリティーで復活させたのがこのグランマーコッパーケトルなのだ。

製作しているのは、越後平野に広がる金属加工の街として知られる新潟県の長岡市と燕市。20代から80代まで選りすぐりの金属加工職人が知恵と工夫を駆使し、熱伝導がよい純銅製品として蘇らせた。

一枚の銅板が命ある道具になるまでには80もの工程を踏み、たずさわる職人は20人を超えるという。なかでも本体、フタ、底の形成は今や希少な技法となった「へら絞り」で行われている。銅板を回転させながらヘラと呼ばれる道具を押し当てて円筒へと加工していくのだが、深ければ深いほど技術のいる作業であり、特に長い胴体部は、洗面器状の型に形成する中間工程を経るため、一台作り上げるのにかなりの時間を要するという。

また、ケトルの内側には錫メッキが施されている。この技術は日本の宇宙開発の最先端をいく、とある機体のエンジン部のメッキ加工と同じものだ。

ディテールを細かく見れば、ケトルを傾けても外れにくいようにフタに「落ち止め加工」を施している。注ぎ口は設けた角度が水切りの役割をし、お湯がたれにくい仕様。水切れがよく、快適に使用できるというわけだ。

本体口元の接続部分はオリジナルにならったリベット加工を施し、さらにロウ付けがされている。ストッパーは2箇所に設けられ、ハンドルを垂直に立てた際の保持と、握りが本体に当たり熱くならないに工夫されている。

取手と本体をつなぐパーツは強度の高い真鍮製。製品に対する自信の証としてファイヤーサイドのロゴを刻印している。補助ハンドルの内側は中空チューブ仕様にすることでふくらみをつけ、 握りやすいデザインに。

製作する熟練の職人は「毎日毎日使ってください。ただし手入れをお願いします」と言う。使い方で表情が変わるため、赤銅色や飴色、艶やかな黒と自分色に育てる楽しみが加わるからだ。そんな世界に2つとないケトルはアウトドアライフをともに歩む一生の道具となってくれるに違いない。

 

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