モンスターに囚われ、モンスターを生み続ける気鋭のアーティスト【TOMASON】
「モンスターを描くことは、僕にとって好きなことを継続して挑戦していくことだと思っています。モンスターを描くことが自分にとって一番楽しいし好きだから続けています。そして、モンスターはどこまでもピュアな存在で、自由の象徴です。正解がないのでとにかく自由に描いていますね。書き直しもしないのがモットー。どこか不恰好に感じてもありのままの姿がモンスターらしいと感じています」(TOMASONさん)
2019年10月に表参道に自身のギャラリー「MAT」をオープン。名前の由来は赤瀬川原平が提唱する概念「超芸術トマソン」から。
「TOMASONワールド」へ、ようこそ!
TOMASONの描いたモンスターを集めた図鑑、その名も『MONSTER BOOK』。掲載モンスターは全252体。すべてのモンスターに日本語と英語の解説文がつき、全ページフルカラーと、創作活動10周年を記念する豪華版となっている。ひとたびページを開けば、ポップでシニカルな「TOMASONワールド」が広がる。
『MONSTER BOOK』
価格:3780円(税込)
判型:148×105×25mm
備考:300頁、上製本(箔押し加工)
TOMASONの目に映るあなたはどんなモンスター?
TOMASONは、毎日モンスターを描き続けていくなかで、日常生活で会う人のモンスターが見えるようになったそう。見た目や雰囲気を模した似顔絵ではなく、その人に取り憑いているモンスターをその場で描くのがMONSTER似顔絵。即興ラップのように、その場でモンスターのネーミングや設定、特徴をも描くエキシビションだ。10年間モンスターを描き続けた男の目に映るあなたはどんなモンスターかーー。
MONSTER 似顔絵
価格:時価
DATA
Instagram:@new_tomason
HP:http://tomason.jp/
MAT
所在地:東京都渋谷区神宮前5-49-5 RハウスB1F
Instagram:@mat_new_space
HP:https://matnewspace.thebase.in/
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