世界中の段ボールから生まれる、世界にひとつだけの財布【Carton】

段ボールに新しい命を吹き込み、プロダクトへと昇華させる段ボールアーティスト・島津冬樹さん。彼が自身のブランド「Carton」を始めるきっかけとなったのは、美大在学中に金欠が理由で段ボールで財布を作ったこと。段ボールは、耐久性はもちろんだが、無数のデザインが存在しそれぞれが個性を持つ優れた素材であることに気がついた。

「不要なものから大切なものへ 世界中の落ちている段ボールから財布を作る活動をしています。役目を終えると捨てられてしまう段ボールですが、豊富なデザイン、国ごとの違いなど、よく見てみると奥の深い素材です。そんな段ボールの多様性や魅力を『財布』という身近なものを通じて、少しでも気づいてもらえたらと思っております」(島津冬樹さん)

以来、世界30カ国を旅しながら各地で段ボールを集めて次々と世界に2つとない財布を作り続けている。また、その様子は、ドキュメンタリー映画『旅するダンボール』(監督:岡島龍介/配給:ピクチャーズ・デプト)にも描かれ、『段ボールはたからもの 偶然のアップサイクル』(柏書房)、『島津冬樹の段ボール財布の作り方』(ブティック社)など書籍化もされている。

インパクト大の段ボール長財布

「Carton」の代表作である長財布。カード、お札、小銭をたっぷりと収納することができ、使い勝手も文句なしだ。このタイプは面積が広いので段ボールのデザインの柄を存分に活かすことができ、使っていてインパクトがある。段ボールの数だけデザインがあり、世界中から集められる素材にはさまざまなストーリーが詰まっている。

「Long wallet」

価格:2万2000円(税込)
サイズ:9.0×19.0cm

一見何の段ボールか分からない見応えのある標準サイズ

長財布の構造をそのままに、通常の財布サイズに落とし込んだアイテム。長財布と違って、段ボールの柄が短めに途切れるので、一見何の段ボールか分からない、トリミングの楽しさがある財布。10年間改良を続けた結果、使いやすさも追究されている。

「wallet」

価格:1万6500円(税込)
サイズ:9.0×12.0cm

コンパクト化が進む財布を「Carton」が手がけると

近年の財布の小型化を背景に生まれたミニ財布。カードポケットと小銭入れからなる構造で、なによりコンパクトなのがポイント。カードポケットには仕切りで付いているので、お札も収納可能。耐久性も備え、2〜3年は十分に使うことができる。

「mini wallet」

価格:7700円(税込)
サイズ:7.0×12.0cm

DATA

設立年:2009年
Instagarm:@carton_wallet
HP:http://carton-f.com/

関連リンク

段ボールアーティスト・島津冬樹さんが手掛ける、世界30ヵ国以上の段ボールを集めて制作する「Carton」の段ボール財布