古材に新たな命を吹き込み、唯一無二の出合いを生む【ReBuilding Center JAPAN】

日本では人口減少にともない空き家とその解体件数が増え続ける一方で、海外の古材を輸入して建築に使用している。そんな矛盾から「ReBuilding Center JAPAN(通称、リビセン)」は、国内の解体される建物の古材からまだ使用できる“眠れる原石”を自社でレスキューし、メンテナンス・販売を行っている。

「廃材から新しいモノを生み出すという行為は、モノ作りと常に隣り合わせになる『ゴミを作ってしまうかも?』というリスクから脱出することができます」(東野唯史さん/ReBuilding Center JAPAN)

「ReBuilding Center」はアメリカ・ポートランドにあるNPO団体で、本国公認という形で2016年9月に国内でスタートしたのが「ReBuilding Center JAPAN」。それぞれの古材はレスキューナンバーで管理され、どの材料がどこからやってきたのか、どういう人生を送ってきたのかを把握しているという。

部屋のアクセントにもなる古材フレーム

虫食いがあったり、腐食していたり、その古材ならでは唯一無二の風合いを持つ「古材フレーム」は、リビセンの人気商品。2LサイズからA3程度まで取り揃え、サイズも形も風合いもその古材ならではのもので、写真立てにしたり、額縁にしたり用途もさまざま。老いてこそ存在感を放つアンティークフレームは、大人の部屋のアクセントに。

「古材フレーム」

価格:9020円〜(税込)※サイズによって金額が異なる

リビセンのセンスが光る逸品

空き家の解体からレスキューした古いガラスの器やお茶碗から生まれる照明「リライト」。引掛シーリングタイプで、愛嬌のあるコードの照明に食器の傘がついている。食器としてではなく、新しい用途を生み出すリビセンのセンスが光る逸品。キッチンや食卓の照明に取り入れたい。

「リライト」

価格:8800円〜(税込)※仕様によって金額が異なる

古いトタンを活用した小ぶりのケース

こちらもリビセンならではの商品。空き家の解体から出てきた家の外壁や屋根に使われているトタンを加工して生まれた、蓋つきの小物入れ「トタンケース」。古材のなかからレスキューすることが多いという、古いトタンも本来ならばそのまま捨てられてしまうが、少し加工するだけで、新しい命が吹き込まれる。

「トタンケース」

価格:4620円〜(税込)※サイズによって値段が異なる。

DATA

設立年:2016年9月
所在地:長野県諏訪市小和田3-8
SNS:@rebuildingcenterjp
HP:http://rebuildingcenter.jp/

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