5000円を切るモデルも!人気の左右分離型ワイヤレスイヤホンはどれを選ぶ?【ワイヤレス時代のイヤホン選び】

【ワイヤレス時代のイヤホン選び完全版】

かつて「無線は音質が下がる」と、異端児扱いされていたワイヤレスオーディオだったが、ここ数年の技術進化で状況が一変。売り場ではBluetooth製品がメインスペースを占めるようになり、オーディオ市場を牽引するまで成長した。この背景には「左右分離型」や「首掛け式」、「骨伝導」に「完全防水」「リケーブル」など、従来のオーディオシーンにはないユニークな製品の存在が確実に影響を及ぼしている。

そんなBluetoothだが、規格自体が“進化途中”なのも確か。新しい技術や製品が日々登場しているので、少し昔の製品と今の製品では作り、音ともに大きく差が開く。ここではBluetoothを中心に、2018年のミドルクラス最新モデルをピックアップ。視聴スタイルで選ぶも、ブランドで選ぶもよし。もちろん、値段や見た目もひとつの選び方だ。決して「安かろう悪かろう」や「価格以下の音」はなく、おしなべて良いイヤホンなので、セレクトショップで買い物を楽しむ感覚で見てほしい。

 

【TRUE WIRELESS EARBUDS】多様化する、左右分離型ワイヤレス。

ケーブルの絡みやスマホを取り出す面倒など、あらゆる不便さを解消してくれる完全ワイヤレスイヤホン。ただ利便性に長けているだけでなく、いまや高音質+多機能のデバイスへと進化を遂げている。

機能・音質ともに驚きの進化を遂げている

左右分離型のワイヤレスイヤホンは、2016年12月に発売されたアップルの『AirPods』をきっかけに、各社がこぞってこのジャンルに力を入れ、今や最も人気のジャンルとなっている。人気の秘密は何と言っても完全なコードレスであること。ケーブルが一切ない究極のカタチは、現時点で最もストレスフリーなウェアラブルデバイスと言える。

この左右分離型イヤホンも当初は、Bluetoothの音切れやバッテリーの持ちが悪いなどといった問題があったが、それも市場の成熟とともにどんどん進化。

また、製品も多様化し、さまざまな機能を持つモデルが次々と発売されている。たとえば防滴仕様になっており、汗や雨がついても平気なスポーツタイプ、通話はもちろん、イヤホンの着脱で再生や一時停止などの操作ができるもの、中には話しかけることで音量調節などができるタイプもある。

そこで気になるのは「音質」だ。確かに同クラスの価格帯でコードがあるものとワイヤレスを比較した場合、前者に軍配が上がる。しかし完全ワイヤレスも日々進化し、音質の欠点をまったく感じさせなくなっている。

これまで気になってはいるものの、まだ手にしていないという人は、今こそ「買い」なタイミングかもしれない。

もし「移動中、とっさに外れるかも」という理由で左右分離型に手が出せないならばひとつアドバイスを。自分の耳にフィットするイヤーピースを付ければ、そうそう外れることはない。ぜひ試してみよう。

ケースのフタを開くだけで、自動で再接続してくれる。

NUARL
NT01-MB(マットブラック)
実勢価格:1万4750円

接続の手間がまったくいらないワイヤレスイヤホン。歪みがなくクリアで自然な広がりを持つ音質が魅力。音量調節やスマートフォンの操作も可能だ。

装着時の向きがすぐに分かるように、完全非対称のデザインになっている。
スマホとの接続は左のイヤホンをペアリングするだけ。あとはフタを開けるだけで電源が入り、自動で再接続してくれる。省電力機能も搭載している。
やはりワイヤレスはバッテリー切れが気になるが、その部分でもかなり機能的に進化が見られる。たとえば『NT01』の場合単体で連続5時間、充電ケースとの組み合わせの場合は最大12時間、と通常の倍以上の再生が可能となっている。

このイヤホン、4680円です。

Cheero
Cheero Wireless Earphones
実勢価格:4680円

記念価格とはいえ5000円を切る驚きのワイヤレスヘッドホン。防水はIPX4レベルの性能。雑音を抑えたクリアな音声での通話も可能だ。

充電もラクラク。ケースに収納するだけで残量ゼロから100%充電が3回できる。
さまざまな機能を持つが、とくに便利なのが周囲の音のオン・オフ機能。音楽再生中でも左のボタンを3クリックするだけで迅速に切り替え可能。
完全ワイヤレスホンの真骨頂は、イヤホン本体であらゆる操作ができることだ。『Cheero Wireless Earphones』はその代表で、音楽の再生、停止からハンズフリー通話まで、すべてイヤホン本体で行うことができる。一度使ったら、従来のイヤホンには戻れなくなる。

音が途切れにくいB&0サウンド。

Bang&Olufsen
Beoplay E8
実勢価格:3万880円

快適な装着感で人気が高い機種。しかも高音質で音楽が楽しめる。本体はラバーとポリマー素材を採用しており、汗や雨などに強い設計。

ワイヤレスイヤホンにはデザインに凝ったものも多い。この『Beoplay E8』も例外ではなく、シンプルながら洗練された外見になっている。またあらゆる耳にフィットするイヤ―ピースが付属しているので、すぐに満足度の高い音が得られる。耳に優しいイヤホンだ。

音質と実用性を兼ね備えた至高の逸品。

hearable LAB
flapFit FF-TW10
実勢価格:1万2800円

バッテリーの持続時間は7時間以上。ワイヤレスも途切れにくいなど実用性を追求したモデル。安心感のあるフィット感を重視した設計となっている。

『flapFit』はオーディオブランドfinalによるサウンドチューニングにより、ワイヤレスイヤホンでありながら、特定の音域を強調することなく低音から高音までバランスよく再生してくれるのが特徴。クリアな音質と自然な人の声の再生を可能にした意欲作となっている。

専門店で飛ぶように売れたU1万円モデル。

VAVA
VA-BH001 True Wireless Earphone
実勢価格:6980円

1万円以下とコスパがバツグン。自社開発のインイヤ―ソフトジェルで長時間の装着でも快適に音楽を楽しめる。付け心地を重視したワイヤレス。

充電端子はマイクロUSBを使用。待機時間は50時間で、連続通話は3.5時間。
防滴仕様なのでスポーツ時でも安心して使用できる。低価格なのに音質も迫力満点で十分に満足できるレベル。遮音性が高く、集中したい時にも便利。連続音楽再生は約2時間。またEQモードを搭載しているので、音楽をクリアにバランスよく聴くことができる。

音声コマンドが使える最先端 完全ワイヤレスイヤホン。

Jabra
Elite 65t
実勢価格:2万4980円

スタイリッシュな北欧デザイン。Bluetooth 5.0を搭載し、アプリとの連動でイコライザー機能も。防水・防塵も万全で2年保証付きで片耳紛失時もメーカーサイトから購入可能だ。

1回の充電で5時間、充電ケース(軽量67g)も合わせ合計15時間のバッテリー持続時間を確保できる。また1.5時間のバッテリーならわずか15分で充電が完了する。
超便利な音声コマンド機能
Bluetooth 5.0なので機能が飛躍的にレベルアップ。そのひとつが音声コマンド機能で、Google Assistant、Siri、Amazon Alexa※に接続することで、スケジュールの設定から情報取得、メッセージ読み上げなどを行ってくれる。(※は5月末対応予定)
NFMI(近距離磁気誘導)により音楽や音声が途切れる心配がない優れた上位機種。風切音と周囲雑音軽減対応の4つのマイクにより、ワイヤレスイヤホンとしては驚くほどクリアな通話が可能。また独自のテクノロジーにより周囲のノイズを除去。余計な環境音を小さくしてくれる。

イコライザー機能で好みの音が選べる。

ソニー
WF-SP700N
実勢価格:2万2880円

迫力の重低音が特徴的なワイヤレスヘッドホン。デジタルノイズキャンセリングを搭載するなど、音に関して徹底的にこだわった機種だ。重低音も好みの音が選べる。

アプリ『Headphones Connect』に対応しており、8種類のイコライザー調節が可能だ。好みの音を自分のチョイスで自在に選べる。

独自開発のアークサポーターで、激しい運動でも外れにくい高い装着性を見事に実現している。また突然の雨などに対する防滴機能も優れている。
スポーツモデルとして安定した装着感を実現。デジタルノイズキャンセリングにより、周囲のノイズを低減させるが、必要な時には切り替え式のアンビエントサウンドモードで環境音や人の声をすぐに取り込める。集中したい時と周りの音を聞きたい時の切り替えがスムーズにできる。

優れた音質と便利な機能を併せ持つ。6モデル

01

BRAGI
The Dash Pro
実勢価格:4万1760円

高速接続が可能なハイエンド機種。耳に装着するだけで電源が入り、瞬時にスマホなどに接続してくれる。音質もクリアで、高音質が楽しめる。

02

Bose
SoundSport Free wireless headphones
実勢価格:2万9160円

音楽ファンなら垂涎の的。音割れやノイズの心配がなく、音質を高めるためにデジタル信号処理などあらゆる先進テクノロジーを投入した機種だ。

03

ソニー
WF-1000X
実勢価格:2万4880円

高性能のノイズキャンセリング機能を搭載した先端モデル。外音取り込みモードとの切り替えもスムーズで、ユーザーのニーズに瞬時に対応する。

04

VIE STYLE
VIE FIT
実勢価格:1万2900円

柔らかいシリコンでできているため、どんな耳にも違和感なく快適にフィット。Bluetooth5.0搭載。臨場感にあふれる音で音楽ファンの支持も高い。

05

NuForce
BE Free5
実勢価格:1万1880円

優れた音質とバツグンの防水性を誇る。人間工学に基づくデザインや独自開発のイヤ―ピースは高安定性や遮音性、快適性を見事に実現している。

06

Soul
ST-XS
実勢価格:8631円

バランスの良い深い低音で定評があるイヤホン。わずか4gのイヤピースのおかげで長時間の音楽鑑賞が可能。音楽再生や通話もワンタッチでOK。

 

『デジモノステーション』2018年7月号より抜粋。